Category: メイキング


久々って程でもないメイキングシリーズ。今回は"2 of Us"。これのメイキングだ。

2 of USは2ステップで出来る。

  1. 加工したい画像を白黒化する。
  2. 白黒画像をレイヤーの描画モード”乗算” or ”スクリーン”でコルクのテクスチャ画像に重ねる

まずはステップ1の詳細を見てみよう。

白黒画像を用意する

最終的に用意したいのは下の画像。手順としては「色調補正->2階調化」の1ステップ。ただし単純に2階調化するだけでは上手くいかないことも多い。

例えば単純に2階調化しただけの場合、下のようになる。果南がほぼ真っ黒状態。鞠莉も顔が濃い。そこで2階調化の閾値を変えた複数バージョンを用意し、切り貼りして1つの白黒画像を作るのだ。下の画像では鞠莉の体の部分を使う。

下の画像では果南の服の部分と髪の部分を使用する。

下の画像では果南の腕部分を使用する。

といった具合に複数の白黒画像を切り貼りして一番上の白黒画像が出来ているのだ!

白黒画像をコルクのテクスチャに重ねる

白黒画像をコルクのテクスチャに重ねて、白黒画像のレイヤー描画モードを”乗算”にする。ただ乗算にしただけだと黒い部分が、真っ黒なままで残りコルク部分が見えない↓。そこでレイヤーの不透明度を55%まで下げる。

壁紙左下の白みがかった部分はレイヤーの描画モードを乗算ではなく”スクリーン”にして不透明度を80%程にする。”スクリーン”だと白黒画像の白い部分が残る。

最終調整。出来上がった合成画像を”編集->自由変形"で傾いた感じにする。

傾けた画像の上に、白っぽい色のグラデーションを”覆い焼きカラー"で重ね、黒っぽい色のグラデーションを”乗算”で重ねる。

あとは壁紙用に長方形に切り出せば壁紙の出来上がり。

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今回はatmosphereシリーズ、りこっちのメイキング。

背景とキャラクターの素材を配置しただけだとこんな感じ

まず全体のイメージをつかむために背景から編集。「Camera Rawフィルター」で背景を青み掛かった感じにする。Camera Rawフィルターの基本補正タブで、色濃度を青寄りにして、色かぶり補正を赤寄りに、露光量を上げる。さらに明るい部分をより明るく、暗い部分をより暗くするために「ハイライト・白レベル」を+側に、「シャドウ・黒レベル」を-側にする。

Camera Rawフィルターを掛けた背景を複製する。複製した背景にレベル補正で入力レベルの暗い側を220くらいにして、さらに「ぼかし(ガウス)」で半径7.0でぼかす。このレイヤーの描画モードを「スクリーン」にして重ねると下のような感じになる。

もうこれで半分完成したようなものだね。でももうちょっと幻想的な感じにしたい。

今度はキャラクターを編集する。りこっちに「レイヤー効果」の「光彩(内側)」でキャラクターのエッジを光らせて、「サテン」で濃い青色をかぶせる。さらに覆い焼きのブラシでキャラクターの縁を明るめに整えることで逆行を受けて手前が暗くなっている感じにする。

次に逆行の作成。
逆行用のレイヤーを追加し、このレイヤーにりこっちの左側のふちに沿って40pixelのブラシで線を描く。

この線のレイヤーに「ぼかし(移動)」を角度 -45°、距離 500を掛ける。描画モードは「覆い焼き(リニア)」にする。このレイヤー1枚では効果が薄いので、何度かこのレイヤーを複製して重ねる。

ぼかし(移動)でキャラクターの外側に伸びた部分(上図赤い点線で囲った部分)は、消しゴムorレイヤーマスクで消す。キャラクターの右側でも同じようにして、逆行を作る。

最後に全体の微調整。
絵の上側に赤みを加えるためにレイヤーを追加し赤いブラシをかける。

このレイヤーの描画モードを「覆い焼き(リニア)」にする。このレイヤーもまた好みの色合いになるまで何度か複製して重ねる。

絵の下側を黄色味を加えるため同様の処理をする。ただしこちらの描画モードは「ハードライト」で強めに。

後は丸い色とりどりのブラシを「覆い焼き(リニア)」で重ねて一番上の完成形になる。

普通の街の風景が幻想的な光景に。加工の力は偉大だね!!

あの壁紙はどうやって作っているのだろうという謎を解き明かすメイキングシリーズ。今回はcrescendoシリーズの海未ちゃんだ!

これ↓

例のごとく、キャラクターの素材を準備する部分は前に書いたMaking of Umi chaaaaaaaan 2/4と変わらないので、そちらの記事を参照してちょうだい。

まずは背景

作りたい絵は、『煌びやかな夜の街』。これを実現するためにした処理はとても簡単だ。レベル補正で入力レベルの明るい側を下げて明るい部分を強調する。

上半分がレベル補正前、下半分が補正後。え、違いが分かりにくい?このステップは必要か?……必要だとも!ある人が言った

神は細部に宿る

細かな部分にも妥協しないこだわりが最終的に良いものを作るのだろう……きっと。

次はキャラクターだ

まずは背景を非表示にしてキャラクター部分だけ書き出す。書き出したキャラクターをPhotoshopで開き、レイヤー効果で『光彩(内側)』を適用して、キャラクターのエッジが光っている感じを出す。

作りたいのはこれだ↓

時々見かけるよね、赤と青がずれて印刷されたような絵。詳しく知りたければ、「色ずれ」or「版ずれ」でググってみよう。ここでは手順だけ解説する。

  1. 青いチャンネルだけを表示する
  2. 選択範囲で『すべてを選択』で絵の全体を選択した状態にする
  3. 『移動ツール』を選択して、キーボードで『→』を3, 4回 & 『↓』を3, 4回押して、ブルーのチャンネルを少しだけずらす。
  4. 次にレッドのチャンネルを同様にして、キーボードで『←』を3, 4回 & 『↑』を3, 4回押して反対側に少しだけずらす。
  5. RGBですべてのチャンネルを表示すると完成!

まだキャラクターが背景に対して明るいのでもうワンステップ!

濃い青のべた塗レイヤーをクリッピングレイヤーで重ねる。べた塗レイヤーの描画モードは『焼きこみカラー』で。色の濃さはべた塗レイヤーの不透明度で調整する。

ロゴも同様の手順で「色ずれロゴ」を作り、描画モードを『覆い焼きカラー』で重ねるとこんな感じの絵ができる。

さあ、仕上げだ

絵の周辺部分を暗め、中心部分を明るめにしてキャラクター&ロゴ部分に目が向きやすいようにする。

こんな感じ(↓)でべたに塗ったフレームを作る。

フレームを描いたレイヤーの描画モードを『焼きこみカラー』に変更する。

このように周辺が暗く落ち込み、中心が明るくなるので海未ちゃんが目立ちやすくなる。海未ちゃんを見ろ!

最終形態の左半分に写っている半透明キャラクターの作り方は簡単。
キャラクター画像を色調補正で白黒の2階調化する。その画像を描画モード「スクリーン」で重ねればOK。「スクリーン」では明るい白い部分だけが描写される。

後は細かいオブジェクトなどを配置して最終形態の出来上がり!!

ちょ~~~~久々の壁紙メイキング記事。今回はCitrusシリーズだよ。

キャラクターの素材を準備する部分は、前に書いたMaking of Umi chaaaaaaaan 2/4と変わらないので、そちらの記事を参照してもらうとして、メイキングCitrus編では色彩について説明しちゃうよ~

Citrusシリーズの特徴と言えば、鮮やかな色彩!
その色について

  1. 使用している色
  2. 色の組み合わせ

の2つの観点から見てみよう。

使用している色

Citrusかよちんで使っている色をいくつかピックアップしてみよう。

Citrusで使用している色は大きく分けて2通りある。

HSB – 色相:H, 彩度:S, 明度:B – で表現すると、

  • Group A: 彩度:0 ~ 20, 明度:90 ~ 100 の明るい色
  • Group B:  彩度:30 ~ 60, 明度:80 ~ 100 の明るい色

Group Aが主に光が当たる明るい箇所、Group Bが主に影の箇所で使用している。ぜんぶ明度が高い明るい色!明るい色だけで表現している。明度が低い暗い色は使っていないのだ!そりゃぁ、鮮やかになるよね。(元絵の影部分は明度 30 ~ 50 くらい)

色の組み合わせ

Citrusでは明度が高い明るい色しか使っていないというのは前述のとおり。明るい色だけでどのように塗り分けているのか?パターンとして3つある。下絵の例から見てみよう。

pattern I

光が当たる部分にGroup Aの彩度が低い白っぽい色を、陰の部分に彩度が高めの鮮やかな色を使用している。つまり、陰影を明度ではなく彩度の違いで表現している。

pattern II

光が当たる部分と影の部分両方にGroup Aの白っぽい色を使用している。ここでは明度でもなく、彩度でもなく、色相の違いで陰影をつけている。どちらも彩度が低いので、柔らかい印象になる。

pattern III

光が当たる部分と影の部分両方にGroup B、彩度の高い鮮やかな色を使用している。pattern IIと同じく色相の違いで陰影をつけている。この部分は彩度が高いのでとっても目立つ、色鮮やか!

服の大部分は pattern I で色付け、柔らかいor落ち着いた印象を出したいところだけ pattern II で色付けている。Citrusかよちんではケープの温かい感を出したくてここでpattern IIで色付けしている。pattern III はキャラクターを印象付ける髪など重要な部分や、衣服の中のアクセントとして一部に使用している。

ベースとなる色相はどのように選んでいるのか?それはもう基本的には直感としか……あえて何か書くとすれば、鮮やかに見せるために隣り合う領域が似た色にならないようにしている、くらいか。

これで誰でもCitrusシリーズが作れる。作ってみよう!

メイキング オブ ウミチャー壁紙 最終回

  1. 制作環境編
  2. 素材準備 キャラクター編
  3. 素材準備 背景編
  4. 仕上げ ←今ここ

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メイキング オブ ウミチャー壁紙 3/4回

  1. 制作環境編
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メイキング オブ ウミチャー壁紙 2/4回

  1. 制作環境編
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  3. 素材準備 背景編
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メイキング オブ ウミチャー壁紙。
時々どうやって壁紙を作っているのか聞かれるので、ステップバイステップ的に制作過程を書いてみる。とはいっても技術的にアッと驚くようなことをしてるわけではないので、あまり期待しないで頂戴。ただ手間をかけているだけよ。

解説するのはこれ↓

なぜこれかというと、服にテクスチャに貼ったり、炎素材でハートを描いたり、ブラシでキラキラのエフェクト描いたり羽をばらまいたりと、一番いろいろな要素が詰まってるからよ。

 

長くなりそうだから次のステップで記事を分けよう。

  1. 制作環境編 ←今ここ
  2. 素材準備 キャラクター編
  3. 素材準備 背景編
  4. 仕上げ

では行ってみよ~

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