今ここを見ているあなた!きっと「量子真姫ちゃん力学」で検索してここにたどり着いたのだろう。
ここでは掲題の通り、近年目覚ましい発展を遂げている量子真姫ちゃん力学における、いくつかの特徴的な現象について紹介する。これから量子真姫ちゃん力学を学ぶ方々の助けとなれば幸いである。

量子真姫ちゃん力学の誕生

従来、真姫ちゃんの振舞は「古典真姫ちゃんツン力学」で全て説明できると考えられていた。しかし近年の研究から、十分真姫ちゃんに接近した状態においては従来のツンな振舞だけではなく、デレの振舞をすることが分かった。そう、真姫ちゃんはツンであるだけでなくデレでもあるという2つ性質を持っていることが分かったのだ。量子真姫ちゃん力学は、この真姫ちゃんに十分に接近した状態におけるデレの性質を説明するために生まれた。


古典真姫ちゃんツン力学におけるツン真姫ちゃん


十分に接近した状態におけるデレ真姫ちゃん

 

にこスリット実験

真姫ちゃんがツンとしての性質と、デレとしての性質を持っていることは実験的にも確かめられている。
その実験とは「にこスリット実験」である。

まず下の図を見てほしい。

「いっこ」のスリットにむけて真姫ちゃんを飛ばすと、後ろの壁にはベタンとただ一点にツンな真姫ちゃんの跡が残る。これは古典真姫ちゃんツン力学で説明される従来の真姫ちゃんの性質である。

次にスリットを「にこ」にしてみよう。その実験の様子が下図である。

「にこスリット」に向けて真姫ちゃんを飛ばすと、今度は後ろの壁にデレた真姫ちゃんの干渉縞が出来る。デッレデレなのだ。「いっこ」のスリットを通すと従来のツンな性質が現れるだけだが、「にこ」のスリットを通すとデレな性質が見えてくるのだ。これは古典真姫ちゃんツン力学では説明できない性質である。どうだろう、びっくらこいただろう。あぁー、ビックリビックリ!

 

ツンデレ不確定性原理

真姫ちゃんの状態はツン値とデレ値を測定することで記述できる。しかし、このツン値とデレ値を同時に正確に測定することは出来ない。真姫ちゃんの状態測定には矢澤にこ(通称:にこにー)が用いられる。ツン値を測定しようとにこにーを強く照射すると、真姫ちゃんがデッレデレになってしまいツン値を正確に測定することは不可能になる。一方でにこにーの照射を弱めると真姫ちゃんがツンツンしてしまい、デレ値の正確な測定が不可能になる。このようにツン値とデレ値の正確な測定は同時にできないのである。

 

終わりに

駆け足で説明してきたがどうだろう。真姫ちゃんがツンな性質を持つだけでなく、デレるのだという事実に驚いたのではないだろうか。量子真姫ちゃん力学はこの先のμ’s論にも大きな影響を持つ新たな分野である。すでに2つの力を統一する「にこまき統一理論」の発展にも大きく寄与している。またその先にある9つの力を統一する「真姫ちゃんちょろりん総受けでμ’s大統一理論」にも影響するのは間違いない。量子真姫ちゃん力学の今後の展開を注意深く見守っていきたい。